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商品説明 完売御礼!
オットー一筋の店長が浮気? もう一つの薔薇石鹸
ルクサ開店以来2年間あまり、ブルガリア産ダマスクローズから水蒸気蒸留したローズオットー精油こそ、世界一(いや宇宙一)の薔薇の香りと信じて、一筋にやってきました。ルクサの薔薇石鹸と言えば、すなわち、「精油の女王」ローズオットー使用の石鹸のことです。薔薇石鹸に続いてウォータージェル、洗顔フォーム、クリームと次々に展開してきました。その信念に今も揺らぎはありません。
一方で、これまで何人かのお客様からローズアブソリュート(オイル)を使った石鹸もつくっていただけませんか? というリクエストを頂戴していました。実はそのつど「ルクサはオットー一筋なので。」とお答えしていました。
しかし、今回インド産の極上のジャスミンサンバックを探している際に、いっしょに取り寄せたローズアブソリュートのサンプルに、ふと心が動きました。その薔薇の香りだちは、気位の高い「女王様」のオットーとはまるで異なり、グリーンで野性的なのです。今までに経験したことないタイプ!? オットー一筋の店長の胸に、あろうことか、浮気心がめばえました。「このアブソリュートで、一度石鹸を作ってみたい」と。
自由奔放な末娘、もしくは、異端の薔薇石鹸
なぜ同じローズオイルなのに、そんなに香りのイメージが違うかというと、ローズオットーがダマスク系(Rosa Damascena)の花から水蒸気蒸留するのに対し、このアブソリュートはセンティフォリア系(Rosa
Centifolia)の花から溶出する、つまり元になる薔薇の花の種類がそもそも違うからです。センティフォリアのローズは、花びらがちょうどキャベツの形に似ているため、キャベッジローズと言われています(写真右上)。
また、オットーが水蒸気蒸留で精製されるため石鹸が白いままなのに対し、花から溶出されたアブソリュートは、オレンジもしくは黄色がかった濃い褐色のため、出来上がった石鹸は、ルクサでは珍しくハッキリとした山吹色(オレンジイエロー)になっています。みなさんも、このページの写真をご覧になって、びっくりされているかもしれません。もとはピンクの花なのに、石鹸は山吹色、それだけでも「異端の薔薇」石鹸と言えます。
さて出来上がった石鹸の肝心な香りについて。店長としては、石鹸になる過程で野性味がちょっとおさえられ、洗練されたレディのような薔薇石鹸になること期待していました(マイフェアレディの如く)。が、しかし、そこにはアブソリュート(オイル)の時のまま、野性的な生命力溢れる薔薇の香りが、ありのままにありました。今回同時に製作した花の3姉妹石鹸の中でも、自由奔放な末娘(手に負えない野生児?)になりました。
とさんざんに書いていますが、出来上がった石鹸は店長にとっては愛娘のようなもの、やはりかわいいです。百聞は一見(一香)に如かず。野に咲く薔薇の香りを愛する方、
石鹸を愛する「心の広い」方に、ぜひ異端のローズアブソリュート石鹸を一度試していただければと思います。
肌に優しいマカダミアナッツオイルを配合
肌へのいたわりを考えて、ルクサが石鹸に配合したのは、オーストラリア産のマカダミアナッツオイルです。このオイルの特徴は、皮膚の老化を防ぐといわれる「パルミトレイン酸」を含むこと。パルミトレイン酸は、若者の皮脂に多く見られるもので、加齢とともに減っていきます。
マカダミアナッツオイルを含む石鹸をたっぷりと泡立てて、全身をマッサージしてください。固形石鹸とは思えない豊かでクリーミーな泡立ち、さっぱりとした泡切れ、バスタイム後の潤い感は格別です。
お客様の声:銭湯での出来事
銭湯が好きでたまに利用するのですが、ローズアブソリュート石鹸を使っていたところ「いい香りね〜、ばら?」と、となりのおばあちゃんに言われました。「天然のバラなんですよ」と言ったら、「昔のバラはこれくらい香ってた気がするわ」とのことでした。
今は空気が汚れてしまって花も他の匂いに消されてしまっているのかな〜なんて勝手に思ってしまいましたが、ルクサを知らない人にまでも本物を思わせるのには驚きました。やはりルクサは原料が違うんだなと改めて思いました! 自分が作っているわけではないのになんだか鼻が高くなった気分?でリラックスに輪をかけましたよ。貸してあげたかったのですが、あいにくその方ははもうあがるところだったので、次回会えたらいいなと思います。(A.I.様)
こぼれ話:『秘密の花園』に咲くバラ
不朽の名作、バーネット夫人の『秘密の花園』を読んだ事がありますか? 今回のローズアブソリュート石鹸を作ろうと思った時、娘に借りてこの本を読みました。
主人公の少女メアリは、孤児になって叔父の家にひきとられ、そこで10年間閉ざされていた「秘密の花園」をみつけます。その後友人の少年たちといっしょに密かにバラや他の植物を生き返らせて、花園を蘇らせると同時に、かかわる人々にも生きる喜びとエネルギーを与えていく物語です。ポイントを2カ所、引用いたします。
「そこは、それはそれは神秘的で、すてきなところだった。花園のまわりをとりかこんでいる、背の高い塀には、茎だけになったツルバラがびっしりと走っていて、たがいに折りかさなっていた。メアリ=レノックスにも、それがバラだということはわかった。インドでバラをたくさん見たことがあったからだ。」
「ディコンはメアリに、死んでいると思われたバラの枝に葉の芽がふくらみかけているのを見せてやった。土の中から、何千何万という青い芽が新しくでているところも見せた。ふたりは元気な鼻を地面に近づけて、あたたかい春の息吹きをくんくんとかいだ。」
『秘密の花園』より バーネット作 茅野美ど里訳 諧成社文庫
今回のローズアブソリュート石鹸のイメージ(テーマ)は、「秘密の花園」に咲くバラの生き生きとした生命力に通じるところがあります。特に最後の場面、地面に鼻を近づけてくんくんと春の息吹をかぐ、という情景は、次の「店長の所感」へとつながっていきます。
店長の所感
バリ島の石鹸工房から届いたばかりローズアブソリュート石鹸を、店長は今毎日使っています。喜びと戸惑いが入り交じる複雑な気持ちで。
第一印象は、正直なところ「ああ、なんて薔薇くさいんだろう。花の香りだけでなく、葉も、茎も、根も、そこにある土のにおいまでもが石鹸に封じ込まれているよう」でした。まさに、野に咲く薔薇のような石鹸。でも、使っていくうちに「結構やみつきになるじゃん、これ」と、好きになる気持ちも芽生えています。そんな時は、吉川晃司の「ラビアンロ〜ズ♪」が頭の中に鳴り響きます。
一般に広まっている、人工香料のローズの香りなら、人の好みにあわせてうまく調香されて(手なづけ)られているんでしょうが。このローズアブソリュート石鹸はその対極にあります。粗削りな自然のまま、人にあわせるという香りの加工がされていません。
好きな人はトコトン好き、だめな人は「なにこれ? 本当にローズなの?」というハッキリ好き嫌いが分かれる石鹸だと思います。一般受けはしないでしょう。今まで、ルクサの石鹸の中ではオレンジフラワー(ネロリ)石鹸が、マニアック度ナンバー1(=わかる人にはわかる、大人の香り)だと思っていましたが、このローズアブソリュート石鹸が、あっさりと引き離してトップに立ったかもしれません。
私自身は、今回のローズアブソリュート石鹸は嫌いではありません。なんせ自称石鹸エピキュリアンですから。でも白状しますと、時々むわっとくる薔薇くさ〜攻撃に、降参したくなるときがあります。ともあれ、少なくとも女王ローズオットーへの忠誠心は、今まで以上に強固になったことは間違いありません。
Luxaa石鹸は、ルクサのネットショップのみで販売。石鹸エピキュリアンことルクサ店長内村のこだわりの品をどうぞ。
ご注意:Luxaa石鹸は、水気・湿気には大変デリケートで、市販の固形石鹸よりも柔らかな仕上がりですので、使用後はできるだけ水気のない乾燥したところに置いてください。
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